ノア3日の後楽園大会でV6に成功したGHCヘビー級王者・OZAWA(28)がさっそく言いたい放題だ。圧倒的不利と見られたサバイバル3WAYマッチ形式での王座戦で、杉浦貴(55)を「TEAM2000X(T2KX)」入りさせた末、遠藤哲哉(33)を下して見事に王座防衛。防衛のみならず新戦力を得た王者は、取材に対してに熱い〝ノア愛〟を語るなど、OZAWA節をさく裂させた。
試合は序盤、遠藤と杉浦からの猛攻に苦しんだ。遠藤をT2KX脱退に導いたのが杉浦だっただけに、予想された展開だった。ところが中盤、杉浦と激突したレフェリーが倒れてリングが無法状態になったところで、意外な事態が起こる。
なだれ込んできたT2KXからイスを奪った杉浦が、なんと遠藤を殴打。そのままTシャツを着てT2KX加入の意思表示をしたのだ。これに怒り心頭の遠藤から猛反撃を受けた杉浦が押さえ込まれて失格になったが、最後はOZAWAがおきて破りのバーニングスタープレスからビッグベンエッジ、Real Rebelとつないで3カウントを奪った。
試合後、OZAWAは遠藤に「最初からお前みたいなやつはいらなかったんだ。どこから来たんだっけ? DDT? ハッキリ言わせてもらうと横一列に見てもらったら困るんだ!」と話してしてやったりだった。
その後、OZAWAは「僕以外の誰がチャンピオンになったとしても、泥船に戻ることは確定しているから。誰が来ても、僕が防衛しなければいけない。そういう責任感に駆られているんです」とわざとらしく力を込める。
続いてリング上で「本日もこのプロレスリング・ノアを守ることができました!」と叫んで喝采を浴びたことに「僕の心の底からあふれ出てくるノア愛が爆発してしまいました。ノアを守ってやるんだという正義感ですよね」とうそぶく。
そして「T2KXは正義のチームなので。悪をどんどん倒していきたいなという、責任感でいっぱいですよ」と大げさに拳を握った。
会場を驚がくさせた新戦力の加入を「ゴッドファーザー・杉浦貴が来たら百人力というか。野球でいう遠藤哲哉との1対1のトレードですけどね。遠藤1人程度で獲得できたことが本当にうれしい。本当は3人くらい選手が必要なトレードですから。これはめちゃくちゃでかいと思います」と手放しで喜ぶ。
何よりも方舟で戦い続けた姿勢が自らの使命に重なるとして「これまで数々の人間が外に出ていった。それが『ノアスタイル』なんでしょうけど、その中でもノア一筋でノアを守り続けたのが杉浦貴ですから。本当に心強いです」とニッコリと笑顔を作った。
杉浦の加入はまさに鬼に金棒。OZAWAの勢いはまだまだ止まりそうにない。













