ソフトバンクの倉野信次投手コーチ(50)が19日、松本晴投手(24)の先発転向を説明した。

 キャンプから先発候補としてアピールを続けた松本晴は開幕前に救援に配置転換され、12試合連続無失点で防御率0・00と結果を残していた。この日は先発としてみずほペイペイドームで調整を行い、21日の日本ハム戦(エスコン)で今季初先発の見込みだ。

 倉野コーチは左腕の先発転向について「中継ぎで結果を残したから先発をするということではない」と説明。ローテーションを争っていた大津、東浜が首脳陣の信頼を勝ち取りきれていない状況を加味し「先発6、7番目が不安定になった時に比較して、晴の方が明らかに上だとなれば先発に入れる予定だった」とプラン通りであることを語った。

 開幕前、首脳陣はブルペン陣の左腕不足を考慮し松本晴を救援へと配置した。先発転向により左の枠がひとつ減ることになるが、倉野コーチは「先発陣が安定してきて中盤でどうしても左が必要という場面が少なくなってきた。左だからというのは今は特に考えてはない」と説明し、左にこだわった補充は行わない方針だ。

 ファームでは巨人からトレードで加入した大江や田浦といった救援左腕が控えている。倉野コーチは「二軍にいる左投手でいい人がいれば、当然入れ替えはある」とも語った。