新日本プロレス9日(日本時間10日)の米国・カリフォルニア州オンタリオ大会で、IWGP世界ヘビー級王者の後藤洋央紀(45)がザック・セイバーJr.(37)とダブルフォールという形で引き分けに終わり6度目の防衛に成功した。
今年2月大阪大会でベルトを奪った前王者とのリマッチは、互いに譲らない一進一退の攻防が続いた。一人消灯から左ミドルキックを叩き込んだ後藤は、牛殺しを決めて攻勢に。しかしGTRを逆さ押さえ込みに切り返されると、クラーキーキャット、腕ひしぎ十字固めとザックの関節技地獄に引きずり込まれた。
ならばと後藤はヘッドバット連打からラリアートを発射しGTWを決める。それでも再度のGTRは回避されヨーロピアンクラッチで3カウントを狙われる。王者も後藤弐式で応戦し、押さえ込み合戦が繰り広げられた。
ラリアートの相打ちからザックのバックロールクラッチに押さえ込まれた後藤だったが、その状態で自身もザックをフォール。両者の両肩がマットについた状態でレフェリーの3カウントが数えられ、何とも珍しいダブルフォールによる引き分けとなった。
納得がいかないザックは大荒れで退場。ベルトを守ったものの、後藤も複雑な表情で引きあげ、何とも後味の悪い決着となった。
この試合はダブルメインイベントの1試合目として行われ、大トリはSTRONG女子王座戦(王者メルセデス・モネ vs 挑戦者AZM、白川未奈)が据えられた。団体最高峰のIWGP世界王座戦は、4月のシカゴ大会に続きまたしても米国の地で事実上のセミとなった。
この結果を受け後藤は6月15日大阪城ホール大会で鷹木信悟とのV7戦に臨むことが決定したが「納得いかないのは俺も同じだ。お客さまも同じ。ザックも同じだろう。もう一度、どこかで決着をつけなきゃな。俺の気も収まらねえよ」とザックとの早期再戦を熱望。「だがここにあるってことは、俺が勝ったってことだ。後藤革命はまだまだ終わらねえぞ。勢いは、これでまったく落ちたと思ってねえぞ!」とベルトを掲げていた。












