ドジャースとマーリンズが総年俸〝格差対決〟としても注目されている。ドジャースは28日(日本時間29日)からマーリンズと本拠地3連戦を行うが、リーグ西地区で首位争いするドジャースと東地区で最下位争いのマーリンズは成績だけでなく年俸格差も激しく、米メディア「ジ・アスレチック」は「メジャーの上流階級と下層階級の対決」と伝えている。

 同メディアによると、ドジャースの総年俸4億7600万ドル(約767億4000万円)に対し、マーリンズは6900万ドル(約98億円)。スター選手を多く抱えるドジャースには8桁年俸の選手が13人おり、うち5人は2025年に2000万ドル(約28億4000万円)の年俸を受け取る。マーリンズの最高はアルカンタラで今季は1730万ドル(約18億円)で2位がサンチェスの450万ドル(約6億4000万円)。両者の給与格差は4億650万ドル(約661億2500万円)に及び、近代MLB史上最大としている。「アスロンスポーツ」は「ドジャースで最も高額な契約を結んでいるのは大谷翔平、グラスノー、ベッツであり、この3人の給与を合計するとマーリンズの選手全員の合計額を上回る」としている。

 金満補強で繰り延べ金の大型契約を乱発し、他球団オーナーから批判も上がっていたドジャース。対照的なチームとの対決で格差が浮き彫りなった格好だが、同メディアは「MLBが給与の上限を設けず、ぜいたく税を導入していることに起因している。このプロセスはスポーツファンにとってあまり好まれるスステムではない。ドジャース、ヤンキース、メッツなどがマーリンズ、アスレチックス、パイレーツよりも成功を収めているのはこのためである」と指摘した。