メジャー最速王はこの男で決まりか。ダイヤモンドバックスのコービン・キャロル外野手(23)が6―4で勝利した27日(日本時間28日)の本拠地ブレーブス戦で快足記録を樹立した。
「1番・右翼」で出場したキャロルは初回の先頭打者で左中間を破る三塁打を放ったが、三塁まで11・02秒で駆け抜けた。大リーグ公式サイトによれば、これはバイロン・バグストン(ツインズ)の11・19秒を上回る今季最速記録だという。
キャロルは7回にも三塁打を放ち、さらに加速して今後は10・87秒をマーク。自身の記録を更新してみせた。同サイトは「スタッドキャストが2015年に本塁から三塁までのタイムを計測し始めて以来、キャロルは1試合で2度も11・05秒を切った初の選手」と伝えた。
母親が台湾人で台湾系米国人のキャロルは2023年に新人王を獲得。昨季は打率2割3分1厘ながら22本塁打、35盗塁をマークした。今季は打率3割8厘、リーグトップタイの9本塁打、23打点、5盗塁と開幕から絶好調で、MVP争いでドジャース・大谷翔平投手(30)を脅かしそうな存在になりつつある。
キャロルは走塁の秘訣について「一塁と二塁の間はほとんどの場合、決断です。それはイエスか、ノーのどちらかです。イエスなら、持てる力を発揮するだけです」と語り「最も重要なのはボールの位置だと思います。コーチ陣が、その点について本当に良い仕事をしてくれます。どのシリーズでも、前もって外野手の投球フォームをよく把握しているので、それがとても役に立ちます」と、好走は決して一人の力によるものではないと付け加えた。
そんな韋駄天について、チームメートは「彼は野球界で最速の男だ」と断言。今後もメジャー屈指の快足男から目が離せない。












