格闘技イベント「RIZIN男祭り」(5月4日、東京ドーム)で、まさかのカードが組まれた。30キロを超える体重差がある〝世界の田中〟こと皇治(35)と、〝反則王〟ことシナ・カリミアン(37=イラン)の一戦だ。3月に道交法違反で書類送検された皇治が臨む階級を超えた〝異次元対決〟を、この男はどう見るのか…。〝バカサバイバー〟こと青木真也(41)が、忖度なしにぶった切った。 

 皇治は25日、榊原信行CEO、カリミアンとともに都内で行われた会見に出席。3月に高級自動車「フェラーリ」で、街路樹などに衝突する事故を起こし立ち去ったとして、道交法違反(事故不申告など)の疑いで書類送検されたことを謝罪。すると「ケジメを見せたいんで」として、バリカンで〝公開丸刈り〟にするパフォーマンスを披露した。

 身長2メートルのカリミアンと173センチの皇治は、ボクシングに準じたRIZINスタンディングバウト特別ルールで対戦。40キロに迫る体重差を考慮して皇治が8オンス、カリミアンが12オンスのグローブを着ける。数々の反則でブーイングを浴び続けるカリミアンに「ルールが守れないヤツは大嫌い」とダメ出しされた皇治が「お前にだけは言われたくない」と応戦するなど、早くも火花を散らした。

 この会見をオンラインで見た青木は即、電話取材に応じた。「〝営業部長〟の皇治を登板させざるを得ないなんて、スクランブルにもほどがあるんじゃないか? だってまだ、起訴か不起訴かも分からないんだぞ」と声をしゃがれさせる。

 検察からの処分が下される前に出場を決めた、皇治本人の判断に疑問を感じるとして「自分の状況を考えないで、金が欲しいからって仕事を受けるのはモラルがなさすぎる。たぶん、走り去った〝あの夜〟にモラルを落としてしまったんだろうな。もう暗いから見つからないだろう…」と大げさに嘆いた。

 青木が問題視するのは、やはり体重差だ。30キロ超は打たれ強い皇治とはいえ危険があるとして「俺もないとは思うけど、この状況で万が一〝事故〟が起きたらどう申し開きするんだよ」とメガネを曇らせる。そして「なんか、皇治もこういうキャラになっちゃったのかと思うと悲しい。本気で皇治の価値が下がっちゃうと思うんだよ…」とため息をついた。

 なお、試合展開については「悪いけど、そこに関して俺はどうでもいいというか…。普通に危ないよね」と話すのみ。最後に「そういえば、黒幕が『カリミアンと青森バラ焼きうどんでも食べながら話をしたい』って言っていたんだ」と意味不明な言葉を残し、通話を終えるのだった。