タレントの大原優乃(25)、ピコ太郎(51)、錦笑亭満堂(41)が25日、それぞれ警視庁三田署の一日警察署長、副署長、生活安全・交通課長に就任。特殊詐欺撲滅などに関するトークショーや、JR田町駅周辺でのパレードに参加した。大原の一日署長は2年連続で、3人は同署管内にあるエイベックス・マネジメント・エージェンシー所属。

〝本物〟の野邊隆之署長(51)によると、今年3月末現在、都内の特殊詐欺認知件数は1117件で、被害総額は約78億円。同署が認知しているだけでも、管内では被害が5件以上あったという。

 今一番多いのは、末尾が「110」の番号から、警察官をかたる電話が掛かってくる詐欺。ピコ太郎にも電話が来たことがあるという。

「これホントに多いの。驚くぐらい。実はあの私も何度か、110から電話掛かってるんですよ、末尾(番号)が。それはでも、『これは詐欺です』っていうふうになってるようなアプリ『Whoscall(フーズコール)』ってのがございまして、これやってると着信拒否されるんですが、それ入ってる人、なかなか多いわけじゃないので…」

 2番目に多いのが「サポート詐欺」。パソコンで『ウイルス感染しました!』という表示が出て修理の連絡先に誘導、ネットバンキングや電子マネーでの支払いをうながす詐欺だ。「そんな技術はないと分かってはいるんですが、1人で夜中(パソコン)見てると、あれ、なんか…」と、ピコ太郎も経験あるようだ。

「三田に住居構えてる」という満堂も、「アレはね、ホント怖いですよ。僕も何度も経験ありますけど、『ウイルス感染しました』とか警告音鳴ったりとか、警告が出たりとか…」と当時の焦りようを明かした。

 すると大原まで「私も一回、騙されてしまったことがあります。自分で失敗をしてしまったことがあって…」と告白。ピコ太郎に「(パソコンで)何を見ていたんですか?」とツッコまれるも笑ってごまかし、「自分はケータイ世代なので、自分は大丈夫だと過信してしまっていたことがよくなかったなと、身をもって感じましたね」と語った。

 ピコ太郎は副署長の制服ではなく、おなじみのド派手ラッパー風衣装。それは本人も「見た目がね、詐欺するほう」と認めるところだ。ただ、警察では広報担当の副署長らしく、警察を名乗る電話が来たら名前や所属署、役職、内線番号を言わせて一旦電話を切り、その署に折り返し電話を掛けるという〝鉄則〟を何度も強調していた。