F1今季第5戦サウジアラビアグランプリ(GP、決勝20日=日本時間21日)のフリー走行2回目(18日=同19日)でレッドブルに昇格後3戦目となる角田裕毅(24)は1分28秒963で6番手だった。3番手となった同僚のマックス・フェルスタッペン(オランダ)とわずか0・4秒差の好タイムをマークした。

 しかし残り9分となったところで角田は最終コーナーを曲がり切れずにクラッシュ。左フロンタイヤを壁に接触させるとコントロールを失い、アウトサイドの壁に激突し、右フロント部分が大破し、走行不能となり赤旗が出された。角田はチーム無線で「みんな、ごめんなさい」と謝罪した。

 海外各メディアによると、マシンを降りた角田は「曲がりすぎて内壁にぶつかり、ダメージを負ってしまった。その後は、コントロールがまったくできなくなってしまった。チームには申し訳ない。ペースは良さそうだったので、このような形で終えてしまったのはとても残念だ。ただマシンのフィーリングが徐々に良くなっているという点ではポジティブだ」とし「ロングランの時間が限られてしまったのは完全に自分のミスによるものなので言い訳できない」とコメントしたという。

 チームアドバイザーのマルコ博士は「1周目では、彼がどの方向に進むべきかを確認するため、わざと異なるセットアップで走行していた」としクラッシュについて「大きな損傷がないことを祈ります。速度は問題ない。事故は不運でした」との見解を示した。