ドジャースの大谷翔平投手(30)は14日(日本時間15日)に本拠地ロサンゼルスでのロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、3回に6試合ぶりの一発となる5号を放ち、5打数3安打1打点、3得点だった。打率2割9分6厘。チームは5―3で逃げ切り、連敗を2で止めた。先発したメイは23年5月6日の敵地パドレス戦以来、2年ぶりの白星を挙げた。

 ドジャー・スタジアムが大歓声に包まれたのは2―0の3回先頭だった。相手先発の右腕センザテーラのカウント2―2からの6球目、外角高めの97・9マイル(約157・6キロ)のフォーシームを振り抜いた。角度30度、打球速度112マイル(約180・2キロ)の弾丸ライナーは一直線で中堅後方へ伸びるとそのままフェンスを越えた。6試合ぶりの5号ソロは飛距離408フィート(約124・4メートル)の文句なしの一発だった。直近5試合は21打数4安打、打率1割9分で長打ゼロでスランプを心配されたが一振りで吹き飛ばした。

 初回先頭はカウント2―2からの5球目、外角低めの80・4マイル(約129・4キロ)のカーブに態勢を崩されるもバットで拾って右手一本で振り抜いた。打球速度102・9マイル(約165・6キロ)のライナーは右前で弾んだ。続くベッツが左翼席に4号2ランを放ち、先制のホームを踏んだ。

 4回二死一、三塁はフルカウントからの6球目、外角の86・6マイル(約139キロ)のチェンジアップに抜かれながらも豪快にすくい上げた。角度34度、打球速度104・9マイル(約168・8キロ)で高々と上がったが、右翼手が中堅手と右中間で交錯するも好捕。2打席連発はならなかった。

 4―1の6回一死無走者は2番手の左腕ペラルタと対戦。カウント2―2から外角低めの79・1マイル(約127・3キロ)のカーブを引っ掛けボテボテの内野ゴロとなったが、快足を飛ばして二塁内野安打とした。1試合3安打は今季3度目だ。チームの安打も10となり、2桁安打は18試合目で今季初。

 5―3の8回先頭は4番手の右腕ボドニクの1ボールからの2球目、真ん中高めの96・9マイル(約156キロ)のフォーシームを逆方向へ。角度34度、打球速度103・4マイル(約166・4キロ)で左中間に高々と上がったがフェンス手前で失速。左飛に終わった。絶好調なら3本柵越えだった。

 試合後、NHKBSのインタビューで「正面行ったりとか、風でちょっと戻されたのとか今日も何本かありましたけど、いい打席を続けていけばいい結果が残っていくんじゃないかと思う。(5号の手応えは)正直もっと飛んでいくかなと思った。今日はちょっと風が良くなかったと思います」と振り返った。全開も近そうだ。