3月限りで女子プロレス「スターダム」を退団し、米メジャー団体「AEW」に入団した白川未奈が、6日の愛知・安城大会で日本ラストマッチを戦った。

 最終試合では同じ「イーネクサスヴィー(EXV)」の舞華、月山和香、HANAKO、梨杏と1人3分4人掛けを敢行。1勝3分けで試合を終えると、勝手に対戦希望者が続出する事態に発展。結局、全9試合で22分55秒を戦い抜いた。大会後、取材に応じた白川は「正直寂しいですね。でも、みんなが最後やりたいとリングに来てくれて、4年半スターダムで頑張ってよかったなって。最初はプロレスが下手で、みんなにけむたがられてたからさ。でも必死にやってきてよかった」と涙を流した。

 今月中には米国に拠点を移し、新天地での生活を本格始動させる予定。デビュー当時から夢である米国進出に、胸を躍らせると同時に固い決意がある。「自分だけの人生だったら『やりたい』って言ってるだけでいいけど、私にはたくさんのファンの人がいてくれて、その人たちに私が夢をかなえたとこを見せるのが、自分の務めだなってすごい思ってるから、絶対に世界の頂点に立つ」。

 目標は、昨年2度挑戦してつかむことができなかったAEW世界女子王座。そして、日本でのAEW単独の大会を開催させることだと明かす。「今までAEWは合同興行は日本でやったけど、AEW単独でやったことはない。それって日本人選手の活躍がすごく重要になってくると思うから、私が向こうで活躍することで、両国国技館とかもっと大きいところとかで単独の大会を開催したい。そのためにも、自分がチャンピオンになって発言権を得たい」と目を輝かせた。

「日本で自分の1番欲しかった白いベルト(ワンダー王座)は巻くことはできたけど、目標だった『時代を作る』ってことができなかった。それを米国で成し遂げたい」。挑戦し続ける白川から目が離せない。