格闘技イベント「RIZIN」の榊原信行CEO(61)がインタビューに応じ、今後の展望を語った。「RIZIN男祭り」(5月4日、東京ドーム)で復帰する朝倉未来(32)の対戦相手として、候補だった鈴木千裕、YA―MANが3月末にそろってダメージの残る敗戦。これで白紙状態となった対戦相手は誰になるのか。また、米格闘技団体「UFC」へ再参戦する堀口恭司(34)がRIZINフライ級王座を返上。その座をかけて行われる「WORLD GP」についても言及した。(インタビュー・前田 聡)
――未来の相手が分からなくなった
榊原CEO(以下、榊原) そうですね。YA―MANと千裕が候補だったんだけど、風雲急を告げているので…。
――「第3の男」が浮上しそうだ
榊原 第3どころか第4、第5ぐらいまで候補は考えてますよ。その中でも最善で最高の、ファンから納得してもらえる選手をマッチアップしたいと思っています。
――いつごろの発表をめどに考えているか
榊原 今から1週間から10日間ぐらいの中で決められたら…。未来ともしっかり話をして決めたいなと思います。
――ちなみにその候補は日本人だけなのか
榊原 日本人に限らず、ではありますけど、東京ドームなんで話題性も含めないと…。じゃあこれで「(鈴木に勝った)カルシャガ・ダウトベックとやります」っていうのも、ちょっと違うと思います。
――UFC再挑戦が決まった堀口への期待は
榊原 RIZIN王者にUFCのベルトを巻いてほしいですよね。目先のことをいったん置いて、1人の日本の格闘技に関わる人間として。ある意味、悲願じゃないですか。だからそのチャンスがあるならば、僕は堀口なり朝倉海なりにベルトを奪取してほしいです。
――フライ級王座は夏に開幕するGPの覇者が巻くことになる
榊原 その流れを大みそかに向かってつくれるといいと思っています。
――王座決定戦にしなかった理由は
榊原 その場合、誰と誰でやるのがいいのかっていうことですよね。例えば今、扇久保博正と神龍誠がタイトルマッチをやるのも、ちょっと見えない。だからGPで1回シャッフルして、勝ち上がった選手が巻くっていうことにしようと。それが大みそかに決まるっていうのはドラマチックだと思ったんです。
――GP出場選手は日本勢と海外勢で半々ぐらいのイメージか
榊原 まあ、そうでしょうね。ただスタッフと「本当に、8人に絞るのが相当大変だね」っていう話はしていて(苦笑い)。
――それだけタレントが豊富だ
榊原 そう。いっそ「16人でやった方がいいんじゃないか」っていうことになるかもしれないくらいです。いずれにしても、RIZINのフライ級が世界で注目されるようなメンバーをセットアップしたい。堀口が抜けても、日本人だけで8人くらいはいるから。
――それを4人に絞るだけでもひと苦労だと
榊原 そうですね。だからそういう意味で今後の大会でその〝査定試合〟のようなものを組むのもいいかなと思います。
――GP出場者決定戦的なカードを…
榊原 そういう作り方もあるかなと思います。












