女子プロレス「マリーゴールド」のワールド王座戦(30日、東京・後楽園ホール)は王者・林下詩美(26)が、挑戦者・ボジラ(21)を退け、2度目の防衛に成功した。

 2月の後楽園大会でMIRAIを撃破し、挑戦権を獲得した大怪獣ボジラを相手に苦戦を強いられた。開始早々に場外へ追いやられた詩美は、ボジラのセコンドにつくダークネスレボリューションにボコボコにされてしまう。リングに戻されてからもボジラの猛攻にさらされ、反撃もままならない。

 15分を過ぎてもボジラの攻撃の手は止まらず。エプロンでパイルドライバーをくらうと、場外に設置したテーブルの上に乗せられダイビング・セントーンを決められてしまった。

場外のテーブル上でボジラのセントーンを浴びた詩美
場外のテーブル上でボジラのセントーンを浴びた詩美

 窮地に追いやられた詩美だが、リングに戻るとリバース・スプラッシュを剣山で回避。ようやく難を逃れ、ジャーマンでぶん投げて反撃を開始する。ここでトーチャーラックボムを浴びせたが、ダークネスレボリューションがレフェリーの足を引っ張り、カウントを妨害されてしまった。

 それでも最後はハイジャックボム2連発で無双状態に。巨体をマットに叩きつけ、大怪獣から完璧な3カウントを奪った。

 試合後、マイクを持った詩美は「大怪獣ボジラから防衛したぞ! めちゃくちゃ大きい壁を乗り越えて、チャンピオンとしてもプロレスラーとして大きく育つことができました。まだまだ険しい防衛ロードは続きます」と宣言し、V3戦を5月24日の代々木第二体育館大会に設定した。

試合後、MIRAI(左)から挑戦表明を受けた詩美
試合後、MIRAI(左)から挑戦表明を受けた詩美

 すると、リングに現れたMIRAIから挑戦を表明された詩美だったが「MIRAIとはタイトルマッチをやりたいと思ってた。でも、挑戦者決定戦でボジラに負けてたじゃん。何か一つでも実績をつくってから来い」と拒否した。

 これにMIRAIから「わかった。じゃあタッグマッチで自分の実力を示す。次の後楽園でタッグマッチやりましょう?」と提案され、王者も受諾。4月25日の後楽園大会で詩美、ビクトリア弓月組とMIRAI、桜井まい組の対戦が決定的になった。