女子プロレス「スターダム」の春の祭典「シンデレラ・トーナメント」を初優勝した玖麗さやか(24)が決意表明だ。
2023年12月のデビューから1年4か月の玖麗は、15日の大田区大会で同大会を初制覇。21年覇者・上谷沙弥の1年11か月というデビュー最短優勝記録を塗り替え、団体の歴史に名を刻んだ。「まだ夢の中にいるみたいで信じられない。でも歴代、そうそうたる選手が優勝してきたトーナメントのデビュー最短記録も更新できて、誇らしさと同時に身が引き締まる思いです」と語った。
優勝するまでは同期より遅れを取っているとの焦りも。「同期の中でも私は運動経験もないので初勝利も遅くて、落ちこぼれみたいな気分で。スターダムの中でトップに近づくのは難しいかなと悩んだ時期もありました」と吐露。「でも、1大会で2試合、しかも強敵を相手に戦い抜いたことも自信になりましたし、レベルアップしたんじゃないかな」と胸を張る。
20日の大会では、ワールド王者の上谷沙弥とシングルで対戦が決定。4月27日の横浜アリーナ大会で自身の師匠である中野たむとの「敗者引退マッチ」を控える上谷との一騎打ちへ心境をこう明かす。「たむさんに育ててもらってシンデレラを優勝できたので、たむさんに引退してほしくない気持ちが強いですけど…。私は上谷さんに憧れてスターダムに入って、絶対に超えたい存在。でも同じリングの上で超えないと、意味がないと思うんです。シンデレラを優勝して一番勢いに乗っている私が、今までの自分とは違うんだぞっていうところを見せつけて勝ちます」と宣言した。
優勝で団体を背負う気持ちも強くなった。「今ベルトを巻いている選手は、キャリアが長い先輩たちばかり。でも順番を待ってるだけじゃ何も変わらないと思うので、遠慮せずにガツガツ先輩を超えていく。そしてスターダムを女子プロレス界で誰も超えられないような団体にしたい」。目を輝かせたシンデレラに期待が高まる。












