石破茂首相が14日、参院予算委で自民党新人議員15人に「手土産」として1人10万円の商品券を配っていた問題をめぐり「深く反省し、以後このようなことがないように誠心誠意、努める」と謝罪した。元衆院議員の宮崎謙介氏(44)は石破首相を「センスがない」と斬り捨てた。

 石破首相は今月3日に首相公邸で開かれた新人議員15人との会食前に、「手土産」として1人10万円分の商品券を渡していた。受け取った議員たちは後日、返却したという。石破首相は「ポケットマネーで用意した」と述べ、自身の指示だと認めた。

 一方で政治活動には当たらないとの考えで、政治資金規正法や公職選挙法に「抵触するものではない」と主張。

 宮崎氏は「永田町の中では商品券、ビール券、スーツの仕立券を上の人が下の人に渡す慣例がずっとあった。先輩方が大臣になった時とかに『皆さんのおかげです』という感じで派閥の先輩から後輩に配られていた」と証言。

 しかし政治資金パーティーをめぐる裏金問題で国民の政治不信を招いたばかり。「厳密には法には触れないと思う。だけどタイミングは最悪。政治家としてのセンスがない」と呆れる。続けて「総理になる前は勉強会をやる方じゃないし、意外とケチだと聞いてましたから。総理になって始めたのかなという気はしますけどね」と推察した。

 SNSでは「内閣総辞職」がトレンド入りし、今後も野党から厳しい追及を受けることは必至。

 宮崎氏は「石破さんは辞めないと思う。しがみつくと思う。辞めるんだったら、そもそも衆院選の後に辞めるべきだった。参院選で大敗して、さすがに責任取らないといけないということで辞めるというパターンが濃厚ですね」と厳しい目を向けた。