ボクシングの大橋ジムの大橋秀行会長が8日、還暦となる60歳の誕生日を迎え、横浜市内の同ジムで報道陣の取材に応じた。
世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)をはじめ、有力選手を多数擁する大橋会長は、多くのビッグマッチを計画する還暦イヤーに「一番すごい年になる。来年の方がすごいかな」と胸を躍らせる。実現が期待される井上とWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(27=M・T)の対戦をボクシング界の〝ジャイアント馬場 vs アントニオ猪木〟と位置づけた。
赤いちゃんちゃんこを着用した大橋会長は「子どもの時、おばあちゃんの赤いちゃんちゃんこ姿の写真を見て、すげえ年寄りだなと思ったけど、自分がそれになっちゃうとは」と照れ笑い。トレーナー陣からは特製の赤いチャンピオンベルト、井上からは超高級腕時計を贈られるなど、祝福を受けた。
今後については「還暦に関係なくやりたいことはたくさんある」という。この日は具体的に言及することはなかったものの、5月4日に米国ラスベガスでWBA世界スーパーバンタム級2位ラモン・カルデナス(米国)と対戦すると海外で報道されている井上の次戦については、今月中にも発表する見通しで、今年は合計4試合を行うと改めて明言した。
ほかにも所属選手のWBO世界バンタム級王者・武居由樹、IBF世界スーパーフェザー級3位・力石政法、WBA世界スーパーライト級1位・平岡アンディと、八王子中屋ジム所属のWBO世界ウエルター級2位・佐々木尽の世界戦に注力しており「井上もそのあと大きな動きがあるので、自分が還暦になるけど、一番すごい年になる。来年の方がすごいかな」と衰えぬ意欲を口にした。
子どものころはビル・ロビンソンのファンで、体が大きければプロレスラーを目指していたという格闘技好き。プロレスやボクシングの夢の対決を想像して楽しんでいたという。そして、プロモーターとなって自身でマッチメークできることに喜びを感じている。
日本プロレス界最大の夢の対決は、実現することはなかったジャイアント馬場 vs アントニオ猪木戦だったといえる。世界最高レベルの評価を得ている井上 vs 中谷が実現すれば、馬場対猪木級の対戦と思われることには、「まさにそうですよね」とうなずいていた。
ビッグマッチの実現へ期待は高まるばかりだ。











