野球日本代表「侍ジャパン」のオランダとの強化試合で4番を務めた万波中正外野手(24=日本ハム)が来年のWBCへの思いを明かした。5日の初戦で二塁打、6日の第2戦は5回に一死三塁から追加点となる中犠飛を放ち、中軸の役割を果たした。

 4番については「驚きとうれしさと緊張感と…ビックリしました」と言うが、自分の仕事は分かっている。「試合を動かせる存在でありたい。膠着した試合でホームランを打ちたいし、長打を打ってより得点に貢献したい気持ちが強い。やろうとしていることはシーズン中と同じですけど、代表ユニを来てやるのはまったく違う緊張感がある。日本中の人がチーム関係なく応援してくれるのは、特別な瞬間だなって。前回のWBCを見てここでやりたい、目指したいと思った」と大舞台に思いをはせた。
 
 そんな万波は格闘家からも刺激を受けている。「RIZIN」の会場に何度も足を運び「命がけと思うんで、みなさん応援しています」とリスペクトしているが、特に同い年の「エドポロキング」を推している。2メートル4センチの〝大阪の大巨人〟エドポロキングはダルビッシュ有(パドレス)の弟の元ユーチューバー、ダルビッシュ翔に見いだされ、ブレーキングダウンに出場。昨年大みそかにはRIZINデビューを果たし、貴賢神を戦慄のヒザ蹴りでKOした。高校時代まで野球を続け、互いに引かれる部分があるはず。飛躍を続ける万波が大巨人からもパワーを吸収し、WBC本番の中軸を狙う。