井上竜が絶好調モードに突入だ。5日の阪神戦(甲子園)は10安打と打線が爆発して7―4で快勝。4連勝でオープン戦首位に並んだ。
この試合では、中田が3回一死一塁の場面で左中間を破る適時二塁打を放ち「初球からいこうと決めていた中での初球からしっかり振り抜けたのでそこはすごくよかった」と復活を猛アピール。井上一樹監督(53)の期待も「争いのところで名乗りを上げる大きな一打だった」とますます高まる結果だった。
また先発ローテを争う涌井、柳、大野が3イニングずつ登板。無失点の大野については「安心材料をもらえたかな」と語った一方で3失点の涌井については「ちょっと大丈夫? というのが見えた感じかな」と辛口の評価。「ローテーションに関しては(赤信号の)点滅からちゃんとした青い光を取りに行くという形のものは見せてもらいたいと思う」と残り3週間、競争しながらのレベルアップを望んでいる。
それ以外でも樋口が2点適時打、尾田が8回のピンチを救う右翼でのスーパーキャッチを披露するなど、代走&守備固め候補の2人もベンチ入りに向けてアピール合戦。
井上監督はキャンプから「ポジティブバトル」という言葉を使ってメンバーを鼓舞してきたが、首脳陣の間から「監督が目指してる競争がいい形でできている」との声が上がるように思惑通りの切磋琢磨ムードが形成されてきている。
オープン戦首位にも指揮官は「勝ち負けはこだわりません、今は」と泰然自若の構え。中日は昨年のオープン戦で12球団トップだったが、ふたを開けてみれば3年連続の最下位に沈んだだけに、この時期に一喜一憂することはなさそうだ。












