F1の今季開幕が近づく中で、レッドブルの首脳陣の間で〝亀裂〟が走ったとして波紋を呼んでいる。
オーストリア紙「ホイテ」は「ヘルムート・マルコF1におけるブルズの来たる記念のシーズンについて語り、チーム代表のクリスチャン・ホーナーを批判した」と報道。レッドブルの重鎮マルコ博士が、ホーナー代表に対して禁断の批判を展開したと伝えた。
マルコ博士は地元紙「ザルツブルガー・ナハリヒテン」のインタビューで、今季の展望を語り「マックス・フェルスタッペンとともに5度目のチャンピオンシップタイトルを獲得したいが、もちろんそれは難しいだろう」と苦戦を覚悟している本音を語った。
そしてホイテ紙は「姉妹チームのレーシングブルズのドライバーの状況について尋ねられると、81歳の彼はホーナーを批判せずにはいられなかった」と強調。マルコ博士はホーナー代表について、こう語気を強めた。「ホーナーは(ダニエル)リカルドが回復して〝息子〟が(本来の出来に)戻ってくると信じていたが、残念ながらそうはならなかった。我々にとって、レーシングブルズは我々のジュニアチームだということは非常に明白だ」とバッサリ。ホーナー代表がお気に入りのリカルドをレッドブルへの昇格を視野に入れてRBに呼び戻したが、散々な成績で昨季途中に解雇された状況を痛烈に批判。ホーナー代表の判断が、レッドブルのドライバー選定にも悪影響を及ぼしたことを示唆した。
現状2人の間柄に問題はないとも語ったマルコ博士だが、シーズン開幕直前の大事な時期に、わざわざチームトップの批判を展開したことは不穏なムードが漂う。かねてレッドブルは幹部が続々と退団してチーム崩壊が危惧される状況だけに、そうした流れが加速しないか心配だ。












