ボクシングのバンタム級10回戦(24日、東京・有明アリーナ)でWBOアジアパシフィック同級王者・那須川天心(26=帝拳)と対戦するジェーソン・モロニー(34=オーストラリア)が16日、オーストラリア・ブリスベン発の航空機で成田空港に来日。人気者の那須川に勝利して〝日本一有名なオーストラリア人〟になることに意欲を示した。

 元気な笑みを浮かべながら姿を見せたモロニーは「これまでにない準備ができている」と調整順調をアピール。スパーリングも、苦手と言われているサウスポーの選手らを相手に「数えきれないほど」こなしてきたという。

 来日前には、拠点のジムに侵入したヘビを不快な表情を浮かべながら捕獲する映像がSNS上で公開された。その意味を「トレーニングだ」と説明。那須川を「スピードのある素晴らしい選手」と評しており、「ヘビもとても速いからね」と笑みを浮かべた。

 ヘビを捕獲するオーストラリア人で思い出されるのは、ヘビやワニと格闘する〝クロコダイル・ハンター〟として知られた動物愛好家のスティーブ・アーウィン氏。「世界一有名なオーストラリア人」とも言われ、日本でもテレビ番組で紹介されて話題となった。

 アーウィン氏は2006年に死去したが、モロニーもその存在を「もちろん。とても有名だ」と認識。そして、モロニーも日本トップレベルの人気者である那須川に初黒星をつければ世界一とまではいかなくても、〝日本一有名なオーストラリア人〟になると言っても過言ではないだろう。それを問うと、「それは素晴らしい。日本にいる時間が大好きだから、新しいファンができるのは楽しみだ」と色気を見せた。〝那須川ハンター〟になれるか。