西武は9日に行われた第3回現役ドラフトでロッテの9年目・平沢大河内野手(26)を獲得。同じく9年目の本田圭佑投手(31)がオリックスに移籍する。
平沢はロッテへの感謝を述べた上で「いいこともあれば、悔しいこともありました。いろいろなことがありましたが、そのすべてが今の僕にとって大切な思い出です。同じパ・リーグということもあり、対戦が楽しみです」と抱負を語った。
一方、平沢の指名に踏み切った西武・広池球団副本部長は「内野だけでなく外野にもチャレンジしており、ロッテでは一軍に定着できませんでしたが、ドラフト1位で入団している素晴らしい素材の選手です。環境が変われば一気に花開く可能性を秘めています。期待しています」と説明した。
これにより、チーム打率2割1分2厘からの再建を図る西武の生存競争はますます混とんとしてきそうだ。現状で西口監督が唯一、〝レギュラー確約〟のお墨付きを与えているのは遊撃手の源田のみ。二塁は2020年と22年にゴールデン・グラブ賞を獲得した外崎が三塁にコンバートされる方針となっている。
その三塁には外崎や佐藤龍、山村がおり、〝本職〟とするドラフト2位新人・渡部聖弥外野手(22=大商大)も参戦する可能性がある。この輪の中で平沢ももまれることも十分考えられる。外崎が離れる二塁も滝沢や野村大、元山、児玉らがしのぎを削る。
誰がレギュラーの座をつかむのか。今のところ二塁も三塁もずぬけた存在はおらず、当面は横並びの競争が続く。それこそがチーム強化の原動力となるが、今季は特に貧打に泣かされただけに明確な条件は「打ち勝った人間がレギュラー」ということだけだ。平沢が新天地でブレークするにはまずは打ちまくるしかない。












