不倫スキャンダルで3か月間の役職停止となった国民民主党の玉木雄一郎氏は、お遍路巡りでみそぎとなるのか。

 玉木氏は先月、元グラドルのタレントとの不倫が報じられ、4日に3か月の代表の役職が停止となった。処分を巡っては、さまざまな意見が出ているが、6日に会見した国民の榛葉賀津也幹事長は「税制改正や概算要求の予算編成、そして賀詞交歓会や党大会などめじろ押しの年初めに代表が役職停止っていうのは極めて重い」と力説した。

 とはいえ、処分が明けるのは、来夏の参院選や都議選前での絶妙なタイミングとなることを報道陣から突っ込まれ、「うがった見方はしないほうがいいよ」と榛葉氏はけん制した。

 玉木氏はこの日もユーチューブの個人チャンネルで生配信するなど、代表の役職は一時的に外れるもののメディアへの露出は従来通り。「一議員としてどんどん発信してほしい」(榛葉氏)と形式的な処分にしか見えないことで、報道陣からは「お遍路巡り」が提案された。

 お遍路巡りは四国にある88か所の霊場を参拝することで、その目的はさまざまだが、ザンゲの意味合いで行われることもある。政界では菅直人元首相が2004年に年金未納問題で民主党の代表を辞任した後に頭を丸めて、お遍路に出た。

 玉木氏の不倫問題が噴出した当時から永田町では「お遍路するしかない」との声が出ていた。玉木氏はお遍路の札所がある香川県選出の議員で、5年前には菅氏と対立した際に「なにか迷いがあればぜひ四国遍路に行っていただきたい。案内します」と煩悩を取り払うべきと通告していたが、よもやのブーメランが飛んできたことになる。

「玉木さんの剃髪式はいつやるのか?」との質問に榛葉氏は「今の髪形で十分あっている。形ではなくて、大事なのは心でしっかりと反省すること」とかわしたが、批判の声を封じるためにも笠や白衣(はくえ)を用意するしかない!?