メイキング映像が新たに公開され、今だ大ヒット中のネットフリックス配信ドラマ「極悪女王」。そのプロレススーパーバイザーを務めた長与千種(59)率いる「マーベラス」が10月27日、名古屋国際会議場で節目となる大会を開く。「女子プロレス界の横綱」里村明衣子(44)とスペシャルマッチを行う彩羽匠(31)は何を思うのか。「極悪女王」の制作はマーベラスに何をもたらしたのか。長与と彩羽、Maria(24)、川畑梨瑚(25)に話を聞いた。
――名古屋国際会議場では5年ぶり。特に彩羽選手は来年4月に引退する里村選手との対戦が決まった
彩羽 里村さんがWWEにいたこともあり、なかなか試合ができる状態ではなかった。これが最後のチャンス。タイトルマッチにすることもできましたが、いろんな選手が里村さんを追いかけている中でシングルをすることに意義があると思った。最高の試合を見せてお客さんを興奮させたい。
――対戦は
彩羽 8年ぶりぐらいだと思います。デビュー戦、マーベラスの旗揚げ戦で相手をしていただいて、ずっと負けっぱなし。勝ちたいというより飛びぬけた自分を見せつけたい。里村さんのプロレスが大好きだからこそ自分が勝って、安心して引退できるなと思ってもらえるぐらい強気で行きます。
長与が設立したGAEA JAPAN(解散)を経てセンダイガールズプロレスリング株式会社代表を務め、海外で活躍した里村と、マーベラスの看板・彩羽は長与の「新旧一番弟子」とも言われる。手塩にかけて育てた2人の対戦を〝親〟である長与はどう見ているのか。
長与 マーベラスとセンダイガールズプロレスリングは親戚関係。里村が育てた弟子は孫弟子だと思うし、里村からすると妹弟子がたくさんいる。その中でやるのだからお互いにプライド、意地っ張りでやってほしい。覚醒して何かが生まれてくる気がする。ここは譲らないよっていうところが出たら、親が一緒で実は姉妹なんだという戦いができるんじゃないかな。
――そういう部分は戦わないと見えてこない
長与 挑発するのはいくらでもできる。でも実際、手を合わせてみると「これはヤバイ」ってなるのか、それとも「いや、じっくりくるな」となるのか。フタを開けてみないとわからないんです。
――人の記憶に残る試合をしなくてはという重圧もある
彩羽 大体試合前はSNSなどで挑発したりするんですけど、この里村さんとの物語は、もう試合を見てくれ、という感じです。
長与 2人とも本当に厳しく育てた選手なので、里村が親が一緒でよかったと思ってくれるのか、それは本当にわからない。そんな試合だからどうやって観ようかと思ってます。いつもは解説させてもらっているんですけど、果たしてできるのかな…。欲を言えば、自分でお金を出して一番前の席を買って、ただ客観的に見たい。














