新日本プロレスの偉大なるKOPW保持者グレート―O―カーンの独占インタビューにまたしても成功した。「G1クライマックス」では優勝決定トーナメントファーストステージ敗退となったが、公式戦でIWGP世界ヘビー級王者・内藤哲也に勝利し、9月29日神戸大会での同王座初挑戦が決定。勝てば10月14日両国大会でG1覇者ザック・セイバーJr.との王座戦と、ついに新日本の主役争いに食い込んだ余の声を聞くがいい――。
――G1制覇こそ逃したものの優勝決定トーナメント進出と躍進した
オーカーン(以下・余)うむ。しかし、前半戦は苦しい戦いが続いたな。とある新聞ではボロクソに書かれ、愚民どもから罵詈雑言を浴び…。訴えたら圧勝できるくらい卑劣なメディアとの戦いが特にキツかったな。余には敵が多いことが今大会でよく分かったよ。なあ?
――まったくです。しかし収穫も多かった
余 確固たる己のファイトスタイルの確立じゃな。余は何でもできてしまうがゆえにこれまで相手に合わせてしまう部分もあったが、格闘技の技術を駆使して本当に自分のやりたい戦いを貫いた結果、プロレスは楽しいなということに気付けた。その結果があの大オーカーンコールじゃ。
――確かに長岡(12日)での内藤戦では歓声を浴びた。ただの判官びいきだったような気も…
余 コラー! 殺すぞ~!! 俺の動画次第でこの記事潰すことだってできるんだぞってことで。あれこそオーカーン待望論であり世界的ですもんね。乗るしかない! このビッグウェーブに。ちょうど内藤が「今年中に借りを返したい」というから、タイトルマッチを受けて立ってやることにしたよ。
――無礼をお許しください。神戸で初のIWGP世界王座挑戦が決定
余 優勝決定トーナメントにも行けないヤツが、新日本プロレスで1番強いチャンピオン? それはちょっとねぇ、世間は許してくれませんよ。それにヤツは焦っておる。両国(18日)では余に唾を吐きギロチンして、Tシャツを蹴っ飛ばし挑発して…これでは本当にどっちが王者でどっちが挑戦者か分からんじゃろ。
――内藤の時代を終わらせるのは余であると
余 判断が早い! ヤツの余裕のない態度、器の小ささを見ていると、IWGP世界王者にしておくわけにはいかん。G1ではあの内藤が新世代に対し「自分の力で勝ち取ってみろ」みたいなことを言っておった。やはりどこかでヤツも新世代のことを待っているのじゃ。だからこそ余が引導を渡してやろうじゃないかと。
――内藤からは上半期に掲げていた「地方再生」はどうなったのかとツッコミが入った
余 まぁ…お前じゃ分からないか、この領域の話は。IWGPを取って、IWGP王者がKOPW戦を戦えば、地方もより盛り上がるじゃろうが。というか前哨戦を盛り上げるためにも北海道シリーズ(9月14~23日)で内藤とKOPWをかけて戦いたいがな。ま、あのコンディションじゃあ言い訳こねて逃げるんだろうが。
――KOPWをIWGPと対になるベルトにする目標は諦めたと
余 いちからか? いちからせつめいしないとだめか? KOPWで地方から成り上がり、東京ドームでIWGPとタイトルマッチをと考えておった。しかし、余の進化が早すぎて、東京ドーム前にもうIWGPに王手がかかってしまったのじゃ。
――無礼をお許しください。早くも2冠王者になる機が熟したと
余 これも余のポテンシャル、才能の成せる業じゃ。確かに次期シリーズではKOPW戦が組まれておらぬことに関しては余も怒っておる。なぜ組まなかったか、EVILと棚橋(弘至)に文句を言うべきか迷っておるところじゃ。
――EVILは関係ない気が…。ともあれ、ベルトを取れば両国大会でザックとの防衛戦だ
余 ザックは優勝後のインタビューで疲れているにもかかわらず、ありとあらゆる言葉を用いて余のことを褒めちぎって平伏していたな。対して内藤は「バカ内藤」とおとしめていた。ザックの希望どおり今の内藤哲也よりも、余が王者となってザックとストロングスタイルでテクニカルな戦いをしたほうが世界に新日本プロレスを発信できるじゃろ。
――それでこそ新時代の幕開けだと
余 両国までのつなぎ、逆転の内藤哲也のお膳立てと好き勝手言う愚民もおるが、どっちが勝ったほうが面白いか? 変革があるか? 未来があるか? そういう目で、帝国民には神戸では〝声援〟で答えを出してもらいたい。
――そこまで露骨に自分から声援を求めるレスラーもなかなかいない
余 現チャンピオンだって「大合唱しましょう」と言っておるし、他のレスラーだって手拍子や掛け声を煽ったりしておると思うが…常識は、敵だ。なかなかいないレスラーがIWGP王者になったら「コイツ何しでかすんだ?」ってワクワクするじゃろ!
――無礼をお許しください。それだけ長岡の声援で色気づいた…いや、目標が明確化したと
余 うむ。これまで支配支配と言ってきたが、どうやったら支配完了なのか明確な答えは会場を「オーカーンコール」でいっぱいにすることじゃ。世界中の会場が「オーカーンコール」で埋め尽くされるその前に! ひれ伏せっ愚民ども!














