巨人は1日の阪神戦(甲子園)に2―9で大敗した。同一カード3連敗を喫し、首位陥落。先発した戸郷翔征投手(24)は今季ワーストとなる5回6失点の大乱調で6敗目を喫した。

 まさかの炎上だった。戸郷は初回から安打と連続四球などから二死満塁とすると前川に2点適時打を浴び、先制を許した。3回にも四球と安打で二死一、二塁のピンチを招き、さらに木浪の適時打で1点を献上。5回は簡単に二死まで追い込んだものの、その後にまたしてもピンチを背負い、再び前川、木浪の連続適時打によって3点を失った。
 
 戸郷は5回94球8安打6失点で降板。今季ワーストの5四球となり、失点はすべて二死から与えるなど踏ん張りが利かず「自滅モード」だった。

 阪神戦の前回登板(5月24日=甲子園)ではノーヒットノーランを達成していたこともあり、試合前には「同じ場所で対戦できるのはいいこと。ただ相手も目の色を変えてやってくると思う。ノーヒットノーランされたからこそ他の投手以上に(相手も)思ってる部分があるだろうし、僕もそういうところを意識しながらやっていきたい」と闘志を燃やしていたが、この日は猛虎のリベンジを食らう格好となった。

 試合後は「今日みたいなゲームは絶対落としたらダメなんで。それを託されてるわけだし。阪神の術中にはまっていい戦いができなかった。今日負けることは許されなかったので、その中で(マウンドに)上がった責任というのは強いです」と肩を落としながら振り返った。さらに「本当に勝るものというのはなかったかなと。そこがあれだけ失点した原因でしょうし、チームに申し訳なかったなと思います」とも続け、猛省した。

 上位を争う阪神との大事なカードで、まさかの3連敗。2日からは本拠地・東京ドームに戻ってのヤクルト戦(2~4日)、広島戦(6~8日)と1日の休日を挟んで6試合が続くことになるが、大きな踏ん張りどころと言えそうだ。