【フランス・パリ27日発】パリ五輪のバレーボール男子1次リーグ初戦(パリ南アリーナ)で世界ランキング2位の日本は同11位のドイツと対戦し、2―3で敗戦。攻撃の主軸を担う高橋藍(サントリー)は、真夏の祭典ならではの難しさを口にした。

 この日は第1セットを17―25で落としたものの、第2、3セットを連取。勝利に王手を懸けた第4セットは日本ペースで試合を進めたが、ジュースの末に奪われると、第5セットも失った。高橋はチーム3位の14得点を挙げるも、勝利に導くことができなかった。試合後には「なかなか簡単に1点が取れない難しさがあった。それは五輪の独特の雰囲気なのかなと思う」と顔をしかめた。

 その上で勝敗を分けた第4セットの戦いぶりに言及。「4セット目の終盤で、点を取るか取らないかが勝敗を決めた。相手がミスした時に、こっちもミスを出している。点数を取りに急いでる場面があった」と分析し「気持ちを一段階上げるのは大事なことだが、あそこで冷静になれることも五輪を戦っていく中で重要なことなのかなと感じた」と反省した。

 次戦は31日に東京五輪銅メダルのアルゼンチンと相まみえる。決勝トーナメント進出へ「基礎的なところをもう一度見直さないといけない。次はさらに意識を高くしてやっていかないといけない」と力を込めた。