国民民主党の玉木雄一郎代表は9日に国会内で開いた会見で、都知事選で立憲民主党と日本共産党が支援した蓮舫氏について言及した。

 玉木氏は会見冒頭、同党東京都連が支持した小池百合子氏の当選に対し「これまでの2期8年、この4年間の国を上回る子育て政策などの実績が評価された。お祝いを申し上げたいと思います」と述べた。

 広島・安芸高田前市長の石丸伸二氏が次点だったことには「蓮舫候補を抜いて2位に食い込んだ石丸候補は、小池知事や蓮舫氏にも入れたくないという都民の〝受け皿〟になったことは間違いない。160万票は想定以上に票を獲得しているなと率直な感想で大躍進だった」と振り返った。

 立憲と共産党が支援した蓮舫氏は3位フィニッシュで惨敗した。玉木氏は「蓮舫さんは無所属で広く多くの有権者に支持を訴える戦略だったと思う。〝立憲共産党〟と言われる枠組み。そのことが無党派の支持を、広がりを欠く大きな原因になったことは間違いない。こうしたことを続けることに見直しが求められるのではないかなと考えております」とした。

 また、玉木氏は今後の野党連携のあり方を含めて立憲の泉健太代表に向けて「近いうちに会って話そうと思います」と語った。

 立憲と共産党の関係について持論を述べた玉木氏。これを受けて立憲の岡田克也幹事長は「玉木さんが何を言うのも自由ですけど、これは立憲が考える話で他党が何か言う話ではないと思っています。それ以上、コメントするつもりはありません」とピシャリ。

 永田町関係者は立憲と国民民主の険悪なムードについて「立憲と国民民主を支援する連合は次の解散・総選挙までに合流を求めている。しかし、今日の様子だと仮に選挙協力はできても合流するまでは難しいのではないか。前途多難ですね」と指摘した。