警視庁は29日までに別のスリランカ人グループに危害を加える目的でクリケットバットを持って集まった凶器準備集合の疑いで、ラナトゥンガ・サンダルワン・ウダヤンタ容疑者(24)ら19~24歳のスリランカ国籍の男5人を逮捕した。
5人はいずれも茨城県内の日本語学校に通っていた。相手グループに「交際相手の悪口を言った」などと呼び出されて、乱闘目的でクリケットバットやクリケットスタンプを持って東京都江戸川区の路上に集まった疑い。逮捕された19歳の男は「相手が武器を持っていたのでこちらも持っていった」と供述しているという。
法務省の統計によると、2023年末時点で、在留スリランカ人は約4万7000人いる。在留外国人事情通は「10年前から比べると、スリランカ人は約5倍ですから、急増ぶりが目立っています。スリランカ人同士だけで商売が成り立つようになり、日本になじんで働かなくてもよくなったため、不良も入るようになっているようです。現在、千葉、茨城あたりではグループ化してきており、ギャング化しないか心配されています」と指摘する。
今回、凶器として用意されたのがクリケットバットだった。日本ではなじみが薄いが、最近、ドジャースの大谷翔平選手が練習でクリケットバットを使っていたことで話題になった。クリケットはインド、スリランカ、英国、オーストラリアなどで大人気で、世界でも競技人口はサッカーに次いで多く、3億人といわれる。
インド人が多い江戸川区在住の男性は「日本の草野球のように、荒川や江戸川の河川敷で、インド人が草クリケットをやってる姿を見ますね。江戸川国際クリケット場というのもあります。日本の金属バットみたいに、クリケットバットが普及しているみたいです」と語る。
今回の容疑者たちもクリケットバットを車に積んでいた。凶器も多様化している。












