楽天が26日の日本ハム戦(楽天モバイル)を3―2で振り切り、連敗を6で止めた。

 9日ぶりの白星が決まった瞬間、苦しみ続けた今江敏晃監督に笑顔が戻った。先発した岸は初回に1点を先制されながらも6回7安打2失点の粘投で今季2勝目(4敗)を挙げるとともに、通算160勝に到達。打線は同点の3回に小深田の適時打と浅村の犠飛で2点を勝ち越し、7回以降を酒居―宋―則本の無失点リレーでリードを守り切った。

 連敗ストッパーを託されたベテランの岸は「特別な思いはないですけど、連敗していましたか?っていうのも気にせずに投げようと思いました」と平常心でマウンドに上がったといい「野手のみんなが必死につないで3点取ってくれたので、何とか勝っている状態で後ろにつなげられたので良かったです」と感謝した。

 チームは18日のオリックス戦(京セラ)を最後に勝利から遠ざかり、中でも21日からのソフトバンク2連戦では「0―21」「0―12」の惨敗。大炎上しまくった投手陣にスポットが当たりがちだったが、打線も湿りまくり、投打ともに精彩を欠き続けてきた。地獄のような1週間はこれで「11―55」で終了。28日からはセ・リーグ球団と対戦する交流戦が始まる。

 今江監督は岸について「打線がなかなか援護できなかったので、今日は少しですけど打線が援護して勝ちをつけられたというのは非常に良かったんじゃないですかね」と話し「交流戦の前に何とか一つ区切りとして勝てたというのはあると思うので、交流戦でまた大きな流れが変わってくると思うのでしっかりと戦っていきたい」と今後を見据えた。