巨人の元監督で評論家の堀内恒夫氏(76)が25日、自身のブログを更新。24日の阪神戦(甲子園)でノーヒットノーランを達成した戸郷翔征投手(24)に賛辞を贈った。

 堀内氏は「戸郷 ノーヒットノーラン達成」のタイトルでブログを更新。「人が変わったようにすげーいい投げ方してんだよ。肘が上がりスリークウォーターよりオーバースロー気味に腕が上から出ている。ボールは抑えられ指先でしっかりスピンがかけられている。ピッチングに無理がないんだ」と戸郷の投球を絶賛した。

 さらに堀内氏は戸郷の配球にも注目。「スライダーはキュキュと小さく曲がる。戸郷はフォークを中心にピッチングを組み立てることが多いがそれでは先発ピッチャーとしてある程度のところまで来たら伸びないよと言ってきた。フォークを多投するたび腕を押し出そうとするからどうしても腕が下がってきちゃうんだ。それが昨日のピッチングは別人かと思うくらいに違ったんだよ」と右腕の進化を指摘した。

「その分フォークが安定しなかったけど抜けたボールは高めに行ってつり球となり、引っかかったボールは低めにいき空振りを誘った。昨日の投げ方だと初速と終速もそんなに変わらないと思う。だから打たれない。今シーズンの戸郷は投げ方が良くなかった。どのようにして変わったかはわからんが昨日の投げ方は戸郷のベスト、俺はそう思うよ」と右腕の今後の好投を確信していた。

 1967年10月10日の広島戦(後楽園)で自身もノーヒッターとなった堀内氏は背番号20のコメントにも注目。「戸郷の口から『エースだとまだ思っていない』という言葉が出た。昨日の投げ方を続けることができればどんどん良くなる。そうなれば大丈夫君はエースになれる。間違いないよ」と太鼓判を押した。