ボクシングの元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志氏(44)が自身のユーチューブチャンネル「内山高志KOチャンネル」で、日本ヘビー級王者・但馬ミツロ(29=KWORLD3)について言及した。3月31日に開催されたボクシング興行「3150ファイト」で、但馬はアレキサンドル・ジュル(ルーマニア)に大差判定負け。試合後には病院へ搬送された。

「ABEMA」の中継で解説した内山氏は「ちょっとビックリした。僕は但馬ミツロ選手がまた圧倒して勝つのかと思ったら(相手が)強かった」「〝こんなもんだろう〟と言う人も何人かいたんですけど、僕はミツロ選手は強いのかなと思って。やっぱり世界の壁って厚いですね。アレキサンドル選手、リーチ差があって中に入りづらい。アッパーがうまかった」などと試合の感想を語った。

 その上で「やはり、クルーザーから上の階級というのは、なかなか勝つのは難しい。(デオンテイ)ワイルダー、(アンソニー)ジョシュア、(タイソン)フューリーとか…そこらへんとなると、やっぱり相当強いんだなと。日本人がフューリーとやるとか、比較がなかったんで。世界の重量級、最重量級ってどれくらいのものなんだろうって分からなかったから。今回のを見て、世界の壁は高いんだなと思った」と重量級における世界との差を指摘した。

 さらに、但馬については「でも、俺は但馬選手はここからだと思う。これで世界の壁、世界の強さというものをより分かったと思うし。ぶっちゃけ、今までの相手がそんなに強い相手じゃなかった。これ(今回の敗戦)によって練習でも、ボクシングに対する考え方がすごい変わってくる。今までスパーリングとかでも、日本でやってると余裕が出てきちゃうんですよ。海外修行で向こうのでかいやつらとスパーリングとか練習をやるのが大事になってくる」と海外での武者修行の必要性を力説する。

 最後に「重量級で日本で期待できるのは、但馬選手しかいないんで。彼に復活してほしい」とエールを送って締めくくった。