ボクシング興行「3150ファイト」が31日、名古屋国際会議場で行われ、ファウンダーを務める元ボクシング3階級制覇王者の亀田興毅氏(37)が、リング上で涙のあいさつを行った。

 この興行は、興毅氏の弟の和毅(TMK)が〝負けたら引退〟をかけた一戦の相手と、IBF世界ミニマム級王者の重岡銀次朗(ワタナベ)の挑戦者が変更、賞金100万ドル(約1億5100万円)のミドル級トーナメントが延期と、大幅にカードが変更となった。

 またこの日は、興毅氏が大きな期待をかける日本ヘビー級王者の但馬ミツロ(KWORLD3)がアレキサンドル・ジュル(ルーマニア)に大差判定負けした後、病院へ搬送された。

 騒動続きの興行のリングに立った興毅氏は「ボクシングのリングは真剣勝負。勝つ者もおれば負けるものもおる」と語り、見事な2回KO勝ちを収めた銀次朗を「まさに圧巻のKO勝利」と絶賛した。

 そして但馬の敗北に触れ「プロの厳しさを思い知らされたと思います。でも、私はこれからも3150ファイトを続けていきます」と誓うと、涙をこらえて絶句。声を振り絞って「必ず、次の但馬ミツロの舞台もつくります」と約束した。