F1のRBに所属するダニエル・リカルド(34)が低迷しているにもかかわらず解雇されない理由は〝巨大スポンサー〟が生み出す年間約53億円の利益にあると米メディアが指摘した。
角田裕毅の同僚であるリカルドは今季、バーレーン・グランプリ(GP)で予選14位から決勝13位、サウジアラビアGPで予選14位から決勝16位、オーストラリアGPで予選18位から12位と低迷が続いている。
年齢が34歳でベテランということもあり限界論が高まっており、RB側が4月の2戦(日本GP、中国GP)で結果が出なければ解雇するとの報道も出るなど去就問題が取りざたされている。
それでもRB側はリカルドの更迭を否定し続けているが、チームが簡単にクビを切れない背景があった。
米スポーツ専門放送局「ESPN」は、RBがリカルドを解雇しない理由として「リカルドがビザ、キャッシュアップと年間3500万ドル(約53億円)のタイトルパートナーシップに近い関係にあることだ。リカルドの代理人を務めるCAAスポーツは、その特別な契約の仲介に協力しており、関係者はESPNに対して、彼のチーム内での存在が最終的な数字の増加に貢献したと語った。これは、ネットフリックスの人気ドキュメンタリーシリーズの顔として、今でも考えられているこの男のマーケティング影響力の証拠だ」と指摘した。RBは今季からビザとキャッシュアップ両社と巨額スポンサー契約を結んだが、それはリカルドの存在があってこそというわけだ。
「ビザとキャッシュアップにはドライバーの移籍を阻止する権限はないが、レッドブルにとってこの契約の重要性により、リカルドにはさらなる〝保護〟が与えられることになる」と同局はズバリ言い切った。
ただ「だからといって、リカルドのRBでの立場が揺るぎないというわけではない。2024年の彼のペース不足を説明できる緩やかな状況はない。彼は新しいマシンに慣れるためにプレシーズンを丸々費やしたが、それでもまったく快適そうには見えない」と分析。今後も不振が続くようなら、スポンサーもかばいきれないと厳しい見通しも示した。
巨大スポンサーに守られるリカルドだが、残された時間は決して長くはない。







