メッツの藤浪晋太郎(29)が21日(日本時間22日)、フロリダ州レークランドで行われたタイガースとのオープン戦に6日ぶりにリリーフ登板。1回を1安打2三振ながら2つの暴投が絡み1点を失った。
6点リードの8回から6番手でマウンドに上がったが、まるでイップスかのような制球難を露呈。いきなり先頭のメンドーサに左前打を浴び、一死後、右打者のウルシェラへの2球目が反対の左バッターボックス方向でワンバウンドする暴投で走者は二進した。その後、二ゴロで二死三塁とされ、続く右打者のディングラーの6球目が背後を通過する大暴投で三走者の生還を許した。
この日、直球は最速98・8マイル(約159キロ)を計測したが、突如、制御不能に陥るなど不安定な投球だった。これで2試合連続で失点を喫し、ここまでオープン戦は5試合に登板し、3回2/3を投げ0勝1敗2ホールド。防御率は12・27まで跳ね上がり、開幕メジャーは極めて苦しい状況だ。
米メディアからの評価も依然として厳しいままだ。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」はメッツ・ブルペン陣の開幕ロースターメンバーに関して「最後の残り枠は1つか2つ」とし、その有力候補はショーン・リード=フォーリー、マイケル・トンキン、ヨハン・ラミレス、フィル・ビックフォードの4人と指摘。この4投手はマイナー降格の拒否権がないことも有利に働いているという。
藤浪については「候補として残ってはいるものの、他の投手と違ってマイナー降格拒否のオプションがない」と解説しており、オープン戦で結果を出せていない現状と照らし合わせ、開幕ロースター入りの可能性がかなり低くなっているとしている。
開幕まで残り1週間を切る中、藤浪は断崖絶壁に追い詰められた格好だ。












