立ち技格闘技イベント「K―1 WORLD MAX」(20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)での「70キロ級世界最強決定トーナメント・開幕戦」で、前K―1スーパーウエルター級王者の和島大海(29)がダリル・フェルドンク(27=オランダ)にまさかの敗北。1回戦に出場した日本人選手は全員敗れた。

 欧州のキックボクシング団体「Enfusion」の元ライト(70キロ)級王者で、11勝3敗7KOと決定力のあるフェルドンクと開始早々激しく打ち合う。途中、和島の蹴りが相手の下腹部に入りローブローで中断するトラブルはあったが進行に影響はなく、徐々にフェルドンクの猛攻に下がらされた。すると1ラウンド終盤に左フックをもろに受けて最初のダウンを喫すると、立ち上がったところでラッシュを仕掛けられて右フックで再び倒れ、そのまま立ち上がれずKO負けを喫した。

 この日は和島のほかに出場した日本人選手も全員敗れ、2回戦に駒を進められず。まさかの事態に解説席についたK―1アドバイザーの石井和義・正道会館館長も「和島選手が残念でしたね。これが勝負の世界なのでしょうがないかな。これがK―1ですね。世界の広さを感じた大会でした」と苦笑いするしかなかった。

 この日はほかに1回戦6試合が行われ、デング・シルバ(ブラジル)が璃久に、ロマーノ・バクボード(オランダ)がタナンチャイ・シッソンピーノン(タイ)に、ゾーラ・アカピャン(ジョージア)がタラス・ナチュック(ウクライナ)に、カスペル・ムジンスキ(ポーランド)がストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア)に、ヴィクトル・アキモフ(ロシア)が中島玲に、オウヤン・フェン(中国)がパスカル・シュロス(ドイツ)にそれぞれ勝利。今回勝った7選手に「ワイルドカード」1枠の選手を加えた決勝トーナメントは、7月7日の東京・国立代々木競技場第二体育館大会で行われる。