立ち技格闘技イベント「K―1 WORLD MAX」(20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)で行われた「K―1vsRISE対抗戦」で、K―1女子アトム級王者の菅原美優(24)が、RISE QUEENアトム級王者の宮崎小雪(21)との〝女王対決〟に敗れた。

 両団体の対抗戦で初となった女子の試合は序盤から互いに譲らぬ白熱の試合になった。リーチに勝る菅原が遠距離から仕掛けるも、巧みなフェイントを使う宮崎から反撃される。試合は3ラウンドを終えても3人のジャッジ全員がドローをつける僅差の戦いで延長に突入し、判定0―3で菅原が敗れた。

 惜敗の菅原は「情けないというか、申し訳ない気持ちでいっぱいです。変に気負わないようにと思っていたんですけど…。『次、頑張ります』と簡単にいえるような軽いものではなかったです」とガックリ肩を落とす。相手の宮崎を「もちろんうまかったです」と褒めつつ「何より多分、自分のミスというか。『このパターンがダメな時に次のパターン、また次のパターン』という選択ができなかった。試合中での分析力が自分の方が低かった」と反省した。対して、勝利した宮崎は「勝つことができてホッとしています。もうちょっと距離が遠いかと思ったんですけど意外とそんなことなく、自分の距離とペースで終始戦えたかと思います。(K―1ルールは)そんなに意識せず対応できたと思います」と笑顔を見せた。

 また、この日行われた対抗戦でK―1は松山勇汰が原口アンドレイに判定で、兼田将暉が戸井田大輝にKOで、江川優生は常陸飛雄馬に延長の末に判定で、軍司泰斗が門口佳佑に延長の末に判定で勝利。17日の「RISE ELDORADO 2024」での対抗戦と合わせ、K―1勢が10試合を7勝3敗と大きく勝ち越した。