レスリングで東京五輪女子50キロ級金メダルの須崎優衣(24=キッツ)が、格闘技界の大レジェンドから大きな刺激を受けている。パリ五輪代表の須崎は、19日に都内で行われた女子代表合宿の公開練習に参加した。

 4月には五輪への前哨戦として、アジア選手権(キルギス)も控えており「五輪前最後の大会になるので、プレ五輪のつもりで挑みたい」。今回の合宿では「いろいろなタイプの選手と練習ができる。試合をしっかり想定して、毎日練習をしていきたい」と力を込めた。

 今月上旬には、レスリングの元世界女王で、総合格闘技(MMA)でも活躍した山本美憂(49)と共に練習を行った。「具体的には言い表せないけど、鳥肌が立つようなすごさを感じた。実際の年齢を考えるととんでもない。フィジカルもレスリングも強くて、私も将来そんなアスリートになりたい」と興奮ぎみに振り返った。

 須崎の使命は強い日本女子レスリングを、次世代につなげていくことだ。「やっぱり日本の女子レスリングの歴史を築いてきてくださった方。重みを感じたし、私も勝手にバトンを受け渡されたように感じた。山本美憂さんが築いた女子レスリングに私も責任を持っていきたい」と決意を新たにした。