レスリングの明治杯全日本選抜選手権(東京スポーツ新聞格技振興財団協賛)最終日(24日、駒沢体育館)、男子フリー65キロ級でパリ五輪金メダルの清岡幸大郎(カクシングループ)が見事に優勝を果たした。王者は妹のもえ(ALSOK)に刺激を受けている。
この日の決勝は、五輪王者にふさわしい戦いぶりで田南部魁星(ミキハウス)を下して優勝。今秋のアジア大会(愛知)と世界選手権(カザフスタン)の切符を獲得した。試合後には「とりあえずほっとしたというのが素直な感想」と振り返った。
取材時には女子53キロ級で優勝を果たしたもえが登場し「呼んでないのに来た、わかってんなぁ」と照れ笑い。兄妹で出場権を獲得した今秋のアジア大会と世界選手権について「ロサンゼルス五輪に向けていい助走をつけられる大会になると思う」と拳を握った。
兄妹での頂点取りに意欲を見せる一方で「(パリ五輪では金メダルを獲得したが)逆転しないように、妹のほうが有名になっていかないように、兄として威厳を保てるように頑張っていきたいと思います」。兄らしくおどけつつも、もえの活躍を誰よりも願っている。
もえはパリ五輪を機に「清岡幸大郎の妹」と言われるようになった。注目される機会が増えたが「彼女としてもプレッシャーになったり、逆に発奮材料にもなる。僕も全く一緒で、自分に発破をかけて頑張りたい」ときっぱり。ロサンゼルス五輪は兄妹で最高の景色を見る。












