フランス1部スタッド・ランスのMF伊東純也(31)は17日(日本時間18日)、ホームのメス戦にフル出場。今季3ゴール目となる決勝点を決め、2―1での勝利に貢献した。

 前半3分、開始早々にチームは先制点を挙げたが、追いつかれる。伊東は前半21分、FKのチャンスでボールを置く位置が違うと主審に指摘され、イエローカードを受ける災難も。それでも乱れることなく躍動した。後半34分、同28分から途中出場した日本代表MF中村敬斗が相手からボールを奪取。ショートカウンターを仕掛けると、最後は伊東がドリブルでペナルティーエリア内に進入。個人技で相手DF4人を翻弄し、ゴール左上へ流し込んだ。これが決勝点になり、チームは勝利を奪った。

 2月のアジアカップ(カタール)開催中に性加害疑惑が報じられ、日本代表を離脱。2026年北中米W杯アジア2次予選の北朝鮮戦(21日=国立、26日=平壌)メンバーにも選ばれなかった。被害を訴える女性に刑事告訴され、自身も逆告訴と私生活では落ち着かない状況となっている。フランスメディア「RMCスポーツ」によると、それでも崩れることなく結果を出す伊東に対し、ウィル・スティル監督は「精神的に強く、自分に誠実。彼は自分自身を何度も問い詰めることも、穴の底に沈むこともなかった」と賛辞を贈った。