柔道男子100キロ超級でパリ五輪代表の斉藤立(22=国士舘大)が、ケガからの復活を誓った。

 斉藤は4日から都内で行われている全日本合宿に参加中で、8日の公開練習後に取材に応じた。昨年は8月にパリ五輪代表への内定が決まった一方で、ケガに泣かされた1年となった。「(昨年10月の)尼崎(全日本学生体重別団体優勝大会)でケガをして、(12月の)グランドスラム東京で悪化してしまった。よくないことは全て2023年に置いていって気持ちを切り替えて、24年からまた再スタートをしていきたい」と五輪イヤーに決意を新たにした。

 特に腰を痛めることが多く「自分は慢性的に腰がよくない。ヘルニアもたまに出てくる」と悩まされてる。さらに2月にフランス・パリで行われた国際合宿に参加し、帰国後にはぎっくり腰を患い「落ち込んだ部分もあった」。それでも、父で五輪2連覇の実績を持つ故斉藤仁さんとの親子2代金メダル獲得に向けて自分を奮い立たせている。「五輪は待ってくれない。開き直ってやっていくしかない」と覚悟を示した。

 練習終了後には、8日に22歳の誕生日を迎えた斉藤にサプライズでケーキも用意された。「社会人になるので、当たり前のことを当たり前にできる人間になれるように」と誓いを立てた。