ボクシングの大橋ジムが7日に神奈川県内で会見を行い、2022年世界ユース選手権バンタム級優勝の坂井優太(18=西宮香風高3年)とプロ契約を締結したことを発表した。
兵庫・尼崎市出身の坂井は、高校1年生の夏に行われた全国高校総体(インターハイ)で優勝した。その後も以降に出場した6度の全国大会全てで日本一に輝くなど、ボクシング界期待のホープとして注目を浴びている。プロデビュー戦は6月ごろをめどに調整中だ。
坂井は小学1年時に父・伸克さんの影響でボクシングを始めた。理想とするボクサーには1990年10月25日のタイトルマッチで、同ジムの大橋秀行会長がTKO負けを喫した元WBC世界ミニマム級王者リカルド・ロペス(メキシコ)の名前を挙げるなど大物ぶりを発揮。これを聞いた大橋会長は苦笑いを浮かべていた。
さらに大橋ジムといえば、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(30)が所属していることでも知られている。高校卒業後の進路に迷っていたという坂井は「井上さんからは『やっぱり、結局は自分の覚悟だよ』と言われたことが印象に残っている」。モンスターの一言が、プロ入りへの後押しとなったようだ。
トレーナーは12年ロンドン五輪ウェルター級代表の鈴木康弘氏が担当する。鈴木氏は「距離感、タイミング、スピードと教えることが何もないくらい完璧な選手。あとは一発で倒せるくらいのパワーをつけることができれば」と今後の見通しを語った。











