「ルフィ」などと名乗りフィリピンから広域強盗事件を指示した疑いがある渡辺優樹被告ら特殊詐欺グループの「掛け子」で、昨年1月に東京・足立区で起きた強盗未遂事件で起訴された山田李沙被告(27)の判決公判が5日、東京地裁(坂田威一郎裁判長)で開かれ、懲役1年2月を言い渡した。

 判決理由として「組織的かつ計画的で悪質」と指摘する一方で、「事実を認めるとともに指示役らについてもつまびらかに話している」として懲役1年6月の求刑に対して1年2月を言い渡した。

 黒色のスーツスカートに腰まである長い髪を1つに束ねた山田被告は、裁判長の主文を静かに聞き入っていた。同被告は昨年8月に窃盗罪で懲役3年の実刑判決を受け現在、服役中。

 先月、行われた公判で、今後予定される渡辺被告ら幹部たちの裁判に「呼ばれることがあれば全面的に協力したい」と述べていた。