フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)が〝後任問題〟に頭を悩ませている。

 PSGはエースのフランス代表FWキリアン・エムバペ(25)が今季限りで退団する意向を表明し、スペイン1部レアル・マドリード入りが確実視されている。欧州各メディアによると、クラブ側は後継者としてイタリア1部ナポリのナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンと同1部ACミランのポルトガル代表FWラファエル・レオンをリストアップしているという。

 しかし英メディア「フットボール・トランスファーズ」は「エムバペの穴を埋めることに取り組んでいるPSGは、トップターゲットの一人を追う中で打撃を受けてしまった。トップリストのレオンがACミランを離れるつもりがないことを明らかにした」とし、レオン自身が「忠誠心に基づいている」とACミラン愛を強調したという。

 しかも〝2番手〟のオシムヘンはナポリが放出の可能性を認めているものの、イングランド・プレミアリーグのチェルシー入りが有力で、続くのは攻勢に出ている同リーグのアーセナル。〝3番手〟のスペイン1部レアル・マドリードのブラジル代表FWビニシウスも今夏の移籍を検討していないという。

 エムバペは今季リーグ22試合で21得点を叩き出しているように、穴埋めは簡単ではない。今季前にはブラジル代表FWネイマール、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが相次いで退団する中、新ストライカー候補リストのトップ3の獲得は絶望的とみられ、PSGはピッチ外で厳しい戦いを強いられている。