ボクシングのスーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(30=大橋)の2024年プランが見えてきた。

「モンスター」については階級を上げず、年内はスーパーバンタム級にとどまる方針で、5月、9月、12月にそれぞれ試合を行う構想だ。井上側は5月6日に東京ドームでWBC同級1位の〝悪童〟ルイス・ネリ(メキシコ)と対戦することが決定的となっており、正式発表が待たれるが、9月にはサウジアラビアで戦う可能性が高い。

 専門メディア「リーグニュース24」によると、井上を支援している共同プロモーター、トップランク社のボブ・アラム最高経営責任者(CEO)は「彼(井上)がネリに勝てば、サウジアラビアで戦うという問題は私たちプロモーター次第で、そのときに話し合う」としながらも「サウジアラビアからの関心は高い」と、決戦地の最有力候補になっているという。

 相手はWBAの挑戦権を持つムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)が有力。かねて井上戦を熱望していることもあり、中東で激突する可能性は高い。12月にはオーストラリアでIBF&WBO同級1位、17戦無敗のサム・グッドマン(オーストラリア)戦が浮上。ボブ・アラムCEOが交渉していると報じられた。

 4団体の同級挑戦者を根こそぎ撃破することで改めて「井上最強」を証明することになるが、まずはネリと戦う決戦の行方が注目される。