昨年10月に行われたパリ五輪代表選考会のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で4位に入った川内優輝(36=あいおいニッセイ同和損保)が本紙の取材に応じ、代表選考への率直な思いを明かした。
パリ五輪代表のラスト1枠を懸けた東京マラソン(3日)で2時間5分50秒を切る選手が出なかった場合は、MGCで3位の大迫傑(ナイキ)がパリ五輪の代表に内定し、川内は補欠となる。ところが、大迫は自身が編集長を務めるウェブマガジンで「もちろん五輪は大事なレースだけど、みんなが思っているほどこだわらなくていい」と表明。東京マラソンの結果と大迫の動向によっては、パリ五輪で川内が出走する可能性が残されている。
そんな中で川内は「東京マラソンの結果によってスケジュールが変わってくるので、早く決まってほしいという気持ちだが、補欠に選ばれたりしたら挑戦したい」と前向きにコメント。たとえパリ五輪との縁がなくなったとしても、次なるプランニングをきっちり描いている。
現在はケガの治療に注力しているが、順調に回復すれば4月から本格的にレースへ出走していく予定。「五輪に関わることがなくても、挑戦したいレースはたくさんある。秋には南米のレースに初めて挑戦したいと思っているし、7大陸で7日間連続ハーフマラソンを走る大会にも挑戦したいと思っている」と展望を語った。
2月29日にはGPS機器メーカー「Garmin(ガーミン)」のアンバサダーに就任したと発表し、東京マラソンについて「次の目標はあるので、ファン目線で見る感じになるかな」と笑みを浮かべた。川内のパリ五輪への挑戦はいかなる結末になるのか。












