新日本プロレス24日札幌大会で、「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)」の辻陽太(30)が「Just 5 Guys(J5G)」の上村優也(29)とのカベジェラ・コントラ・カベジェラ(敗者髪切りマッチ)を制した。
辻は1月4日東京ドーム大会で同期のライバル・上村に敗戦。2月後楽園大会で行われた両ユニットによるシングル勝ち抜き戦の大将戦で雪辱を果たすと、札幌決戦に互いのトレードマークである長髪をかけることで合意していた。
試合は互いに一歩も譲らない意地のぶつかり合いとなる。辻が雪崩式スパニッシュフライを決めれば、上村はカンヌキスープレックスで応戦。エルボーの相打ちでダブルダウン状態となる。
30分時間切れ引き分けまで残り3分を切ったところで、試合は大きく動き始める。辻がジーンブラスターを狙って突進すると、カウンターのフランケンシュタイナーから腕ひしぎ十字固めに捕獲される。これを逃れて再びジーンブラスターを試みるも、アームドラッグからの丸め込み、カウンターのRKOとことごとく切り返された。
カンヌキスープレックスこそヘッドバットで阻止した辻だったが、ジャーマンで投げ捨てられ窮地に陥る。しかし、両者間にできた距離を猛ダッシュで一気に詰めると、ついにジーンブラスターをさく裂させ、3カウントを奪った。
試合後のリング上では上村の長髪をバッサリ切り落とし、バリカンで〝逆モヒカン〟状態に。リスキーなライバル対決を制した辻は「これで3月から始まる『NEW JAPAN CUP(NJC)』(3月7日、後楽園で開幕)に本腰を入れられるな。NJCを制して、内藤(哲也)さん、あんたの前に挑戦者として立ってやる」とIWGP世界ヘビー級王座戦線に名乗りを上げた。
その一方で辻は、1月末で退団し、この日がラストマッチとなったオカダ・カズチカに対し宣戦布告。「オカダ! 俺はガッカリだよ。あのレインメーカーがこの新日本をこんな辞め方するなんてな。泣きべそかいて、感謝しかねえって? そのくせなんだこの中途半端な終わり方は」と糾弾した。
「俺はこの十数年新日本を引っ張ってきたお前が、こんな筋の通らない辞め方をするのが、この上なくガッカリだよ。ただ、お前が新日本に貢献したのは間違いない。だから、俺から最後のチャンスを与えてやる。次の大会は旗揚げ記念日(3月6日、大田区)だろ。俺が最後の相手をやってやる。お前が唯一やり残したことは、ジーンブラストした俺から一度もピンを取っていないことだろ。だから、最後に俺がはなむけのジーンブラスト、お前に放ってやるよ。棚橋(弘至)社長、俺とオカダのシングルマッチを組め」と、すでにラストマッチを終えたオカダに無理難題を突きつけていた。













