元ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(40)が性的暴行で懲役刑を言い渡されたことに母国ブラジル政府関係者が大激怒した。

 2022年カタールW杯にも出場したアウベスは、同年12月にバルセロナのナイトクラブで女性の合意がないまま性行為をした容疑で拘束され、22日に懲役4年6月の有罪となった。スペイン紙「スポルト」によると、すでにアウベス側が控訴する意向を示している中、ブラジル女性省のシダ・ゴンサルベス大臣は「女性の人生における残虐な行為に対し、この判決は甘すぎると承知している。女性の告白には価値があり(判決は)ノーです」と〝裁定〟を批判したという。

 さらにブラジル与党労働党のグライジ・ホフマン党首は、アウベスを支援しているブラジル代表FWネイマール(32=アルヒラル)を非難した。アウベス側が裁判に際して支払った賠償金15万ユーロ(約2430万円)が検察が求めた懲役9年からの減軽につながったが、この資金を準備したのは親交の深いネイマールだった。

 ホフマン党首は「不条理なことはアウベスがネイマールからお金を借り、賠償金を支払い、減経したことだ。被害者にとって何の解決にもならない」と怒りをあらわにしたという。