立憲民主党は19日に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係が取りざたされる盛山正仁文科相に対する不信任決議案を衆議院に提出した。

 盛山氏は3年前に行われた衆院選で、旧統一教会の関連団体の集会に出席し推薦状を受け取っていたとされる。ほかにも、政策協定書にあたる推薦確認書に署名していたとの証言が出て野党側が辞任を求めていた。

 立憲は裁判所が旧統一教会への解散命令請求に対し、22日に教団側と国の意見を聞く審問が行われることから、このタイミングで同決議案を出したという。

 国会はこの日、立憲が単独で盛山氏への同決議案を出したことで衆院予算委員会の審議が中止となった。

 永田町関係者によると岸田文雄首相は盛山氏への同決議案に「引き続き職責をまっとうしていただきたい」と続投させる意向を示したという。

 同決議案は20日の本会議で採決される見通し。立憲は日本維新の会、国民民主党、日本共産党に対し同決議案の賛同を求めている。

 共産党の小池晃書記局長は会見で「信任に値しないと不信任であることは言うまでもないと思います。統一教会を所管している文科省トップですから、それにはまったくふさわしくないということに疑問の余地はない。当然、(同決議案に)賛成する対応になっていくと思います」とした。

 その上で「統一教会の被害者の皆さんからも今後、統一教会に対する手続きが停滞するのではないかという懸念の声が上がっています。その点でも(盛山氏は)辞職し、そして別の方がやるというのが少なくとも必要ではないか。国民に対してきちっと説明しなかったわけですから、信任に値しないことは明らかだと思います」と語った。