立憲民主党の泉健太代表は13日、国会内で開いた常任幹事会の冒頭で、盛山正仁文科相が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関連団体関係者とハグした報道、自民党アンケート調査結果について言及した。

 盛山氏はこの日、衆院予算委員会で旧統一教会関係者とハグしたとのTBS報道について「私どもの年代でハグをするというのは、普通はあり得ない」と否定した。

 泉氏は「盛山文科大臣の不透明な、ある記憶についてはリアルで、しかし大事なところはみんな覚えていない。本当に人の記憶というのは、いい加減に出し入れできるものだと感じます」と指摘した上でこう続けた。

「旧統一教会から被害を受けた当事者からすれば、笑い事ではないです。こんな大臣に今の文部科学行政、宗教行政をできるのか問われています。正直、自民党には代えがいないんじゃないかという状況で、それも大臣を辞任させられない理由だと思うところがあります。しかし、辞任してもらわないといけない」

 自民党はこの日、派閥政治資金裏金事件を受けたすべての所属議員を対象としたアンケート調査の結果を公表。このうち政治資金収支報告書への不記載があったのは85人だった。

 泉氏は「本当に中身はわからないことだらけですね。質問が2問しかないわけですから、聞いているのかいないのかというところがありますが、(同党)執行部にすればやったふりの質問ですし、当事者の裏金議員からすれば、答えたふりというものであります。自民党の安倍派幹部たちは知らぬふりをしている」と指摘した。

 立憲を始めとした野党4党は同党議員の収支報告書不記載に関し、安倍派や二階派幹部らが政治倫理審査会の場で弁明するよう求めている。

「(派閥幹部らが政倫審に)出ないということであれば、さらに厳しく証人喚問等を求めていくということになると思います。自民党が本来、明らかにすべきことではないでしょうか」と泉氏は語った。