国民民主党は12日、都内で党大会を開き、次期衆議院選挙に擁立する小選挙区と比例代表候補予定者22人(現職を含む)を紹介した。

 同党は自民党を離党した柿沢未途氏の辞職に伴う衆院東京15区補欠選挙(4月28日投開票)に元フリーアナウンサー、外資系ITコンサルティング会社に勤務経験のある新人、高橋茉莉氏の擁立を正式に決めている。

 同選挙区では日本維新の会から金澤ゆい氏が立候補する予定で、自民党は候補者擁立ができていない。

 国民民主の玉木雄一郎代表は8日の会見ですでに選挙対策委員長を通じて立憲民主党に選挙協力を呼びかけたことを明かしている。この日の党大会後の会見で、玉木氏は小池百合子都知事が特別顧問を務める都民ファーストの会にも「選挙応援を頼む考えはあるのか」と質問されると次のように答えた。

「ここ(東京15区)は都連に任せております。都民ファーストとは江東区長選では一緒にやりましたし、ほかの首長選挙でも一緒にやったところが増えてきました。(候補者を)立てた以上は、応援していただける人は多ければ越したことはないので、いろんなところに支援の要請や協議をしていきたいと思っていますが、現時点では具体的に『どこと、どうしてるか』と言える段階ではありません。都連に調整してもらっています」

 小池氏は前回2020年の都知事選で都民ファ、自民、公明両党の支援などを受けて366万1371万票を獲得して再選を果たした。

 永田町関係者は同補選について「小池氏と都民ファは同選挙区で後だしじゃんけんで候補者を出してきそうな自民党候補者を応援するのか。それとも国民民主か、ほかの政党なのか。同選挙区で〝小池票〟の行方は注目されています」と指摘した。