国民民主党の玉木雄一郎代表は8日、柿沢未途氏の辞職に伴う衆院東京15区補欠選挙(4月28日投開票)に新人・高橋茉莉氏の公認を発表した。

 同選挙区は柿沢氏が東京都江東区長選をめぐり公職選挙法違反容疑(買収など)の罪で、今年1月17日に起訴されたことで区政を含めて大混乱している。今回、高橋氏を擁立する決め手はなんだったのか。

 玉木氏は「私は最初、お会いした時に苦労している人だとは思わなかったんですが、若いけれどいろんな経験をして苦労してきたなかで、同じような世代の人のために政治、政策を変えていきたいという強い思いや訴えを聞いてですね、われわれの目指す政治の方向と一致した。本人には厳しい選挙区だと伝えたが、本人がやると決めたので、党を挙げて全力で応援しようとなった」と明かした。

 自民党は柿沢氏が離党したことでまだ同選挙に候補者を擁立できていない状況だ。日本維新の会からは金澤ゆい氏が立候補する予定。立憲民主党は同党都連の長妻昭政調会長が候補者の擁立を明言しており、野党候補の乱立が予想されている。

 玉木氏は補選に向けて「自民党の〝政治とカネ〟の問題に対しては国民の不満や怒りが充満していると思います。その意味では自民党にしっかり向き合っていく態勢を選挙において作っていかなければいけない」と話すと、立憲に選挙協力を求めたことを明かした。

「維新は候補者が立っていますが、立憲さんは(候補者を)立てていません。今日、浜野選対委員長から立憲の大串選対委員長に対して東京15区については国民民主党が擁立するのでぜひ、協力してほしいという申し入れをしています。島根1区、長崎3区は出す予定がないので、力合わせができるところは力合わせをしていきたいと思っています」

 同補選の行方が注目される。